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R, EZR, SPSS, KH Coder を使ったデータ分析方法を紹介するブログ。ニッチな内容が多め

カイ二乗検定のサンプルサイズ計算を SPSS で行う方法

カイ二乗検定のサンプルサイズ計算を SPSS で行う方法

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拡張機能のインストール

拡張機能 → 拡張ハブ を選択

検索窓に power と入力して、Power Analysis for Chi-Square Models を見つけて、拡張の取得にチェックを入れ、OK をクリック

規約に同意して、インストールする

実際の計算

機能拡張のインストールが終了すると、分析 → 検定力分析 → 比率 → Chi-Square が見つかるので選択

Effect Size, df, Power に設定を入力して、OK をクリック

効果量 w = 0.3, 自由度 df = (2-1) x (5-1) = 4 ( 2x5 の分割表を想定)、検出力 80 %( 0.8 )とした

必要サンプルサイズが求まる

全体で 133 例必要と計算される

効果量の目安

効果量の目安として、Cohen が提唱しているものがある

  • 小さい効果量:0.1
  • 中程度効果量:0.3
  • 大きい効果量:0.5

これが参考になる

まとめ

カイ二乗検定のサンプルサイズ計算を SPSS で行う方法を解説した

拡張機能をインストールして、計算することになる

参考になれば

参考文献

Jacob Cohen. Statistical Power Analysis for the Behavioral Sciences Second Edition.