ANOVAのサンプルサイズ計算について質問をいただいた。
誤差の母分散の推定値について。
質問
ANOVAにおけるサンプルサイズ計算について、 sigma0:誤差母分散の推定値の平方根とは どの母集団を指しているのか?
また、母分散がわからない場合は、 過去の文献などから仮定して、 「誤差分散がわからない場合」の手順に進むという解釈でよいか?
回答
この場合の母分散は、それぞれの群の母分散を指している。
それらすべてが等しく既知というのが前提。
しかしながら、実際の場面では、 母平均がわからないのに母分散がわかるというのは不自然で、 どんなときでも母分散がわからない場合に進めばよい。
推察どおり、過去の文献の値で仮置きで計算して、 母分散未知へ進むのがよい。