統計ER

R, EZR, SPSS, KH Coder を使ったデータ分析方法を紹介するブログ。ニッチな内容が多め

R のヒストグラムの作り方

R でヒストグラムを書く方法

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R のヒストグラムの作り方

R でヒストグラムを描くには、hist() を使う

ヒストグラムというのは、いくつかのカテゴリに区切って、データの分布をグラフで見てみる方法

R では、カテゴリに区切るのを自動でやってくれる

例えば、年齢のデータがあるとして、適切な刻みでグラフを作ってくれるのが、hist() だ

R のヒストグラムの作り方 実例

サンプルデータとして、chichwts データセットの weight を使う

hist(chickwts$weight)

上記のように、スクリプトを書くと、以下のように表示される

デフォルトでは、頻度が縦軸になる

freq=F をつけると相対頻度で表示する

hist(chickwts$weight, freq=FALSE)

縦軸を見ると割合 Density になっているのがわかる

R のヒストグラムの作り方 色を付ける方法

ヒストグラムに色を付ける場合、col= で色を指定する

例えば水色で書きたい場合、以下のようにする

hist(chickwts$weight, col='skyblue')

すると、以下のように水色で書ける

ちなみに,虹色で描かせるには col=rainbow() とする

ヒストグラムのカテゴリが 7 つなのでカッコ内に 7 を書き、7 色を指定

hist(chickwts$weight, col=rainbow(7))

すると、こんなふうにカラフルに書ける

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R のヒストグラムの作り方 グループごとに書く方法

グループごとにヒストグラムを書くためには、tapply() をつかうとよい

使用するサンプルデータは sleep データセットの extra

layout(1:2)
tapply(sleep$extra, sleep$group, hist)

layout(1:2) は縦に二つのグラフを書くときに使う

tapply のカッコ内は、左から、ヒストグラムを描く連続量、グループわけ変数、hist

横に二つ並べるときは、layout(t(1:2))

layout(t(1:2))
tapply(sleep$extra, sleep$group, hist)

まとめ

R でヒストグラムを作る方法を解説した

色を付けたり、グループごとのグラフを並べて書いたりする方法を解説した

参考になれば

参考書籍